2011-04-29(Fri)
George Michael/Faithデラックス・コレクターズ・エディション
フェイス(デラックス・コレクターズ・エディション)(DVD付) (2011/02/23) ジョージ・マイケル 商品詳細を見る |
ディスク:1
1. Faith
2. Father Figure
3. I Want Your Sex
4. One More Try
5. Hard Day
6. Hand To Mouth
7. Look At Your Hands
8. Monkey
9. Kissing A Fool
10. Last Request, A
ディスク:2
1. Faith Instrumental
2. Fantasy
3. Hard Day (Shep Pettibone Mix)
4. I Believe When I Fall in Love
5. Kissing a Fool Instrumental
6. Love's In Need of Love Today - Live
7. Monkey (7" Edit Version)
8. Monkey A Capella & Beats
9. Monkey (Jam & Lewis Remix)
ディスク:3
余りに長くなってしまうので割愛させていただきます。
待ってたよ~。
いやぁ~
ほんとに待った。
昨年、WHAM!の作品一連がリマスターで発売されると言う情報が流れ意気揚々と鼻息荒く予約を入れておいたにも関らず「そんな話あったっけか」といわんばかりに発売中止とった。
そんなこともありこのアルバムも当初の発売日から延期が発表!又、発売中止になるのではないか?と密かにドキドキしていたのでした。
このアルバムの大元が発売されたのは1987年。
ちょうどアナログレコード(LP)からCDへと移行する過渡期でその当時発売されたアルバムは今聴いてみるととても音量が小さく、もう少し音量があればな…と思うものばかり。
ジョージ・マイケルのFaithは特にその思いが強かった。
それだけにこのリマスター盤の発売は心躍るものだったのである。
実のところDVD付きのデラックスエディションを購入する前にUK盤(DVDはついていないもの)を購入しておったのですが他の方もいわれているとおり、ものすごく音が悪い。
コレでリマスター?
と疑うほどの音量の低さに加えくぐもったような、押さえ込まれた感じの仕上がりになっており何とも納得がいかず国内盤も購入することにしたのであった。
迷いに迷って購入した国内版もやはり音量は低い。
ただ高音部の音がクリアになっている分US盤よりマシだなぁっといった感じ。
あとUK盤のデラックスエディションにも付いているインタビュー記事に日本語訳が付いているってトコロが英語がからっきしダメなワタクシにはありがたかった。
DVDではFAITHツアーのメイキング風景があったり(振り付師としてはあのポーラ・アブドゥル嬢も映っております)インタビュー映像では当時の彼の心境が飾らない言葉で語られています。
1987年当初発売されていたGMのほとんどを網羅していた方には少し物足りないものになっているかもしれませんがアルバムだけしか情報が無かった方には楽しんでいただけると思います。
ディスク2に関しては3曲もバージョン違いとは言えモンキーを入れるのであればアレサ・フランクリンとのデュエット曲を入れて欲しかったなぁ…何て欲深なことを思わなくも無いけど「freedom(ソロ2nd収録曲)」のカップリング曲である「Fantasy」はかなり良い出来でコレだけで価値アリにしてしまいました。(笑)
このデラックスエディションのオビには”時代を超えたもう一人のマイケル”と書かれています。
もう一人のマイケルとは皆さんもご存知のMJのこと。(同じ頃MJは「BAD」と言うアルバムを発売している)
ジョージ・マイケルのFaithはブラックチャートでナンバーワンに輝き数々の記録を打ちたて黒人音楽と白人音楽の溝や垣根を埋め、はたまた飛び越えた作品である。
楽曲自体は打ち込み主体でミニマムだけれど音楽界に与えた衝撃は大きかったのではないかと思う。
実のところこのアルバムを取り上げるのは今回が2回目。
リマスターとの違いをお伝えしたくって登場させちゃいました。